団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて、国民ひとりひとりが状態に応じた適切なサービスが受けられるよう、介護報酬改定により、質が高く効率的な介護の提供体制の整備を推進するという趣旨でした。改定率は+0.54%です。一方診療報酬改定は、+0.55%となりました。

介護報酬改定「基礎単位」

訪看ステーション  (単位) 改定前 改定後 改定率
訪看Ⅰ―1(20分未満) 310 311 +0.3%
〇訪看Ⅰ―2(20~30分未満) 463 467 +0.9%
〇訪看Ⅰ―3(30~60分未満) 814 816 +0.2%
訪看Ⅰ―4(60~90分未満) 1117 1118 +0.1%
訪看Ⅰ―5(リハビリ20分) 302 296 -2.0%
訪看Ⅰ―5・2超(リハビリ1日3回以上) 272 266 -2.2%
予防看Ⅰ―1 310 300 -3.2%
予防看Ⅰ―2 463 448 -3.2%
予防看Ⅰ―3 814 787 -3.3%
防  予防看Ⅰ―4 1117 1080 -3.3%
予防看Ⅰ―5(リハビリ) 302 286 -5.3%
予防看Ⅰ―5・2超(リハビリ) 272 257 -5.5%

 

介護報酬改定「加算単位」

訪看ステーション加算名 (単位) 改定前 改定後 改定率
特別地域訪問看護加算 +15/100/回 +15/100
中山間地域小規模事業所加算 +10/100/回 +10/100
中山間地域サービス提供加算 +5/100/回 +5/100
緊急時訪問看護加算(ステーション) 540/月 574 増加
特別管理加算(Ⅰ) 500/月 500
特別管理加算(Ⅱ) 250/月 250
ターミナルケア加算 2000/回 2000
初回加算 300/回 300
退院時共同指導加算 600/回 600
看護・介護連携強化加算 250/月 250
看護体制強化加算(Ⅰ) 600 新設
看護体制強化加算(Ⅱ) 300/月 300 要件緩和
サービス提供体制強化加算(Ⅰ) 6/回
夜間早朝加算 +25/100/回 +25/100
深夜加算 +50/100/回 +50/100
長時間訪問看護加算 300/回 300
複数名訪問加算Ⅰ(30分未満) 254/回 254
複数名訪問加算Ⅰ(30分以上) 402/回 402
複数名訪問加算Ⅱ(30分未満) 201 新設
複数名訪問加算Ⅱ(30分以上) 317 新設

診療報酬改定「療養費部分」

訪看ステーション加算名 (単位) 改定前 改定後 改定率
基本療養費Ⅰ正看等(週3日目まで) 5550円 5550円
基本療養費Ⅰ正看等(週4日目以降) 6550円 6550円
基本療養費Ⅰ専門看護師 12850円 12850円
管理療養費(初日)機能強化型1 12400円 12400円
管理療養費(初日)機能強化型2 9400円 9400円
管理療養費(初日)機能強化型3 8400円 新設
管理療養費(初日)上記以外 7400円 7400円
管理療養費(月の2日目以降)共通 2980円 2980円
訪問看護情報提供療養費1 1500円/月 1500/月 厳格化
訪問看護情報提供療養費2 1500/回 新設
訪問看護情報提供療養費3 1500/回 新設
訪問看護ターミナルケア療養費1 20000円 25000円 増加
訪問看護ターミナルケア療養費2 10000円 新設

診療報酬改定「加算単位」

訪看ステーション加算名 (単位) 改定前 改定後 改定率
特別地域訪問看護加算 +50/100/回 +50/100
難病等複数回訪問加算(2回/日) 4500円/日 4500円
難病等複数名訪問加算(3回/日) 8000円/日 8000円
緊急時訪問看護加算(ステーション) 2650円/日 2650円 +
長時間訪問看護加算(週1回) 5200/週1日 5200円
長時間訪問看護加算(週3日) 5200/週3日 5200円 対象拡大
乳幼児加算 500/日 1500円 増加
複数名訪問看護加算・看護師等 4300/週1日 4300円
複数名訪問看護加算・准看護師等 3800/週1日 3800円
複数名訪問看護加算・看護補助者 3000/週3日 3000円
複数名訪問看護加算・看護補助者(1回/日) 3000円
複数名訪問看護加算・看護補助者(2回/日) 6000円
複数名訪問看護加算・看護補助者(3回/日) 10000円
夜間早朝訪問看護加算 2100円/日 2100円
深夜訪問看護加算 4300円/日 4200円
24時間対応体制加算 5400円/月 6400円 増加
24時間連絡体制加算 2500円/月 廃止
特別管理加算(重症度高) 5000円/月 5000円
特別管理加算 2500円/月 2500円
退院時共同指導加算 6000円/回 8000円 増加
特別管理指導加算 2000円/回 2000円
退院支援指導加算 6000円/回 6000円
在宅患者連携指導加算 3000円/月 3000円
在宅患者緊急時等カンファレンス加算 2000円/月2回 2000円
看護・介護職員連携強化加算 2500円/月 新設

今回のW改定では全体ではプラスだが、介護は基本報酬は減少し加算は増加した。一方医療は基本報酬は微増で加算は増加した。

訪問単価を増やすためには、医療保険の訪問を増やすしかありません、つまりリハビリよりも看護師の訪問を増やすことです。さらに提供時間を増やすことです。
60分の訪問を増やしていくことでしょう。
「看護体制強化加算Ⅱ」はなんとか取りたいところです。
① 算定月前6ヶ月間において実利用者総数のうち緊急時訪問看護加算算定者が50/100以上
② 同時期において実利用者総数のうち特別管理加算算定者(カテーテル等)が30/100以上
③ 算定月12か月前において実利用者総数のうちターミナルケア加算算定者が1名以上
④ 地域訪問看護人材確保・育成に寄与する取り組みや人材交流(推奨)
でもかなり面倒な感じです。

どのような訪問看護ステーションを経営していくべきか、特色・特徴を見出しましょう。
◆緩和ケア・終末期ケアに特化、◆小児訪問看護に特化、◆精神科疾患に特化、◆リハビリに特化、◆バックベッドを持っている、◆教育研修に注力している。
一定の方向性を見出していきましょう。